Twelve Angry Men

今帰ってきました。

あらすじはいつものごとく省きます。
まぁ簡単に言うと、12人の陪審員で繰り広げられる劇です。
ストリートプレイね、一応…
11人は16歳の少年を有罪と主張、たった一人だけが無罪を主張。
そこからどんでん返しが始まり、最後には12人全員で無罪の判決を出す。

これは映画もあるそうですね。
リメイクまでつくられたとか。
有名な作品だとは知りませんでした(映画がね)

初めて2階席でみたけれど、全体を見渡せる位置で結構よかった。
アメリカンエアラインシアターだけれど、あれはまだ新しいシアターですね。
とってもトイレがきれいだった。(どうでもいい)

感想。
んーよくできていると思います。ストーリーはね。
でも自分が陪審員の一人だったら、本当に無罪を主張するかといわれたら、
どうかなーという感じ。
”証拠があやふや””目撃者の真実性があやふや”そんなことで無罪??
有罪じゃない”かも”しれないけれど無罪と言い切れる証拠もない。
心理合戦の模様は大変よくできていると思う。
が、皆さんが言われるように、このストーリーは陪審員制度の弱点も露にしている。
陪審員が弁護士や検察官に成り代わって判決を覆すことだってできてしまう。
人には偏見や先入観というものがあるけれど、
それを完全に取り除いて純粋な第3者の立場から見ることはできないのではないか。
あの、一番最初に無罪を主張した人をとっても、
確かに証拠や目撃者の証言の正当性を指摘していたが、
その片方で、”16歳の少年はが”とか、”一緒に住んでいた父親を”とか、
それって先入観じゃん!と思うセリフ多々あり。
彼は唯一、冷静沈着に事件を解明していこうとする人として描かれているようだけれど。

なぜANGRYなのか。
それは11人皆さん(あの一人も含めてだったけどね)がとにかく感情的。
ここが演技の見せ所でもあるわけです。
感情的だからセリフがあっちゃこっちゃとびかって、
英語がまだ達者でない私は結構苦労しました。

これを見る前から考えていたのですが、
最近RUNAWAY JURY(ニューオーリンズトライアル)という映画を見ました。
陪審員制度の正当性に少し疑問を抱かせられた作品です。
一番フェアーなのは陪審員制度ではないのかなぁ~と勝手に思っていたけれど、
それもそれで問題はたくさんあるんですよね。
見たことのない方はお勧めです。<ニューオーリンズトライアル(邦題)

もうすこしプロットがわかればなぁ。。。
英語の問題ですねぇ。
もっと細かい感情の移り変わりが読み取れると思うのですよ。
一人ひとりが有罪から無罪へ主張を変えていくとき、
その人の心の中での葛藤というものがあるはずです。
その葛藤をセリフの細かいところからもっと読み取れると感情移入もしやすいし、
もっと楽しめるのかもしれません。(英語が達者の方でこれ見た方この部分についてのコメントよろしくおねがいします)
今度は映画を見てみます。
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by k-cocol | 2005-02-10 12:49 | Broadway
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